今やWeb界隈でスタンダード!クラウドサービスGitホスティングサービス駆動開発
GitHubのMS買収ニュースは本当に最近ですが,フリーランスとして様々な現場を渡り歩いてきた僕がよく現場で見かけるGitホスティングサービスやそのサービスを利用した開発をご紹介します.
※実は,Git以外を使いたいなら他にもありますが,Git以外を使う現場で働かないようにしていたのでそういうサービスに出会ったことはありません.
GitLab
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自分のサーバへホスティングすることによって,例えばAWSのインスタンス一つで動作させることができます.ただし,GitLab自体のドメインでアカウントを作りチームで利用することもできます.この場合無料で使えます.GitHubとは違い自分たちで運用する手間はありますが,社内メンバ全員が無料でPrivateリポジトリを共有することができます.
CIと連携(Jenkinsなど)することも簡単ですし,GitLabCIを使うこともできます.当然CircleCIのようなクラウドCIサービスを利用することも可能です.
ドキュメントは,基本的にはMarkdownで書きます.さらにGitHubよりも `#` の h1にあたる表記の見た目が大きくないので若干見やすさを感じます.
本日,GitLabでWebによるIDEが登場しました.このIDEによって今までローカルまでコードを落としてきていたのをWeb上で完結させることができます.VimmerとしてはWeb IDEは嫌いなので使いませんが,僕もVimmerに入信していなければ,使っていたでしょう,実際便利であることには間違いありません.
BitBucket
有名なアトラシアンの製品です.こちらも人数は5名ではありますが,チームで無料のPrivateリポジトリを利用することができます.JIRAやConfluenceなどのサービスと一緒に使われることが多いです.また,アトラシアン製品で全て揃えてBambooというCIとも連携されていることもあります.
JIRAはBacklogよりも高機能で複雑なこともできるチケット管理ツールです.このツールでは,ガントチャートをPMが使いやすくカスタマイズしたり,各チケットへ作業工数を細かく設定したりカレンダー機能を用いて便利にすることもできます.
Confluenceは,ドキュメントを作りチームごとに共有したりMTG資料などを様々クライアントと同時編集したりといった事が可能になっており,更に上記JIRAと完全に互換があるので,チケットの番号で呼び出したりできますし,そういう意味ではJIRAとConfluenceは同時に使うことをおすすめします.ただし,Markdownを使いたくない方と利用する場合,アトラシアンの記法があるのでそれになれないと難しいかもしれません.
GitHub
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紹介する必要はもはやないかもしれません.MSの買収ニュースにより非エンジニアの方でも名前を知ることになったはずです.
オクトキャットというタコと猫が合体したイラストで有名で,このイラストは卑怯なぐらいかわいいです.これを作ったことでステッカーやシャツなどの商品もほしいという方は多いです.
以下は,今回の記事とは関係ない話です.
ただし,GitHubは数年前から価格帯が変更になりチームの人数に対してお金がかかるようになってしまいました.
そのため,GitHubは高いからGitLabなどに移行する会社も多く見てきました.どうしてもGitHubで開発したいというエンジニアの意思が強くないと金額の部分でそうならざるを得ないでしょう.
ここで言えることとしては好みは確かにあるのでGitHubが使いたいというエンジニアはGitHubを辞めたことが理由で別の会社へ転職してしまったりします.プログラミング言語やフレームワークほどには優先度は下がりますが,エンジニアは基本的に使いたいものを扱っている会社にとどまっていることが多いです.
どちらかといえば僕はGitHubが好きです.