上級プログラマへのステップアップを図るための本はどんな読んできたの?初級~中堅プログラマが今後マウンティング取られないための名著4選
初めに
以前もご紹介したサイトである「上級プログラマってどんな本読んでるの?中堅プログラマがマウンティング取られないための名著8選」という記事を書いてから5年経っているので、2023年版ということで、読んでおいた方がよい本を4つ紹介します。
敬語だったり、敬語じゃなかったりしてますが、書いた瞬間の気分によってそうなったりするだけなので特に意味はありません。
プロを目指す人のためのTypeScript入門 安全なコードの書き方から高度な型の使い方まで Software Design plus
JavaScriptの `??` の細かい意味だったり、基本的な内容も記載がある。コード以外にも細かい部分もトピックとして書かれているのでそれを読んでいるだけでも勉強になる。
著者はかなり細かい知識を持っているのが読んでいてわかる。ということで、初心者も中級者も読んでいなかったら非常におすすめの一冊である。
マイクロフロントエンド ―マイクロサービスアーキテクチャの概念をフロントエンドに拡張し、信頼性、自律性の高いシステムを構築する
マイクロフロントエンドについて色々と書いてある。フロントエンドで実際にそれが必要になるような規模のサービスに触れている人は少ないかもしれないが、実際に必要になる前に知識として持っておくのも悪くはない。イメージができているかどうか、というのは引き出しの多さにかかわってきます。
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
コードの可読性を考えたいのであれば、こちらの本は必読になります。もし読んでなければ、プログラミングにおける基礎的な側面も理解することができるので、役に立つと思います。
簡単に言うと、プログラミングした後のコードをほかの人が見た時の観点や長期的な保守性における概念などを紹介してくれています。この本を読んでいたら一気にスキルが付くというわけではないですが、他人のコードをレビューする際にも有用なため、そういう意味でも読んでおくのがよいでしょう。
Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技
高品質なソフトウェアを生み出すための原則と実践が載っているため、読んでおくことで現場で何が重要なのか、ほかのプログラマにとって必要な観点とは何か、について知ることができます。